おはようございます！
旦那のじゅんやです！
みんなが口を揃えて「いい国」だと言うコロンビア。
まだコロンビアに入国して１週間ぐらいで長くはないし、そんなに歩き回って街の雰囲気を感じまくっているわけではないけど、
何がいい国なの！？
まだ分からない！！！
コロンビアの魅力に関して教えてくださる方募集しています。
もっと自然豊富なコロンビアの街に行った方が良かったのかな？
例えば海沿いの場所とか。
コロンビアでみんなが行く場所と行ったら街的な場所ばっかりな気がする。調べてない、知らないだけかもしれないけど・・・
海がある場所といってもガラパゴス諸島に行ったばかりの僕たちにとってはここは魅力に欠けて今回はパス|(￣3￣)|
そして今いるメデジンにはそこら中にいる物乞いやベネズエラから逃げてきた人たち、ボロボロの服を着たゴミ袋を背負った関わったら危なそうな人で溢れかえってる。
人がいいって言うけど、そう言う治安が悪いというマイナスなイメージも捨てきれない。
実際人の良さもいまいちピンと来てない。
どうしたらいいでしょうかこの後のコロンビアを？
とりあえず美女探します|(￣3￣)|笑
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ボルダーズビーチ以降の道キツすぎ！
２月２０日
ボルダーズビーチを見終えたら再び自転車に跨り漕ぎ始める。
この時時刻は１２時４０分ごろ。
予想外にボルダーズビーチに長く滞在していたからちゃっちゃと喜望峰へ行かないとな。
駅からボルダーズビーチまでの道のりは短かったし坂もそんなになかったけど、ここからの道のりはかなり激しくなってくる。
かなり急な坂道がずっと続くのだ！！！
1年近く旅をしていて運動不足で筋肉が退化した体、２日前に上り下り合わせて合計３時間半もかけて登ったテーブルマウンテンでの足の疲れ、こんなに坂道が続くことへのストレス。
様々なことが原因でぴーが文句を垂れ始めた。
『もー疲れた。』
『もう行きたくない！』
『こんなんなら自転車借りなければよかった！』
『楽しくない。』
確かに初心者にしては結構キツい道のりだった( ；´Д｀)
足ももうすでにパンパン。
まだまだ先は長いのに・・・。
でも俺だって辛い！！！
のにこんな文句のオンパレード言われ続けたらイライラする！！！
一番ムカついたのは『こんなのやらなければよかった』って言われたこと。
自転車で喜望峰へ行こうってことは２人が決めたことなのにあたかも僕が自転車行きを選択したんだから責任とってよ的な言い方(*´Д｀*)
ウザい！！！
でもこの時は大きい喧嘩にはならなかった。
そんなに嫌なら帰る？って話も出たけど、そこはお金払ったんだからってことで再び喜望峰を目指す。
まだまだ先は長いんだからひたすら漕ぐしかない！
とんでもなく長く感じた死の坂道をゆっくりゆっくり登り続ける。
やっぱり２日前のテーブルマウンテンで足がかなり疲れているみたい( ；´Д｀)
と！
キツかった坂道の連続を越えたら車がズラーっと並んでいる場所へ。
どうやらここが喜望峰の入り口のようだ！ふぅ。
ここのゲートで入場料を支払う。
（自転車）１人３０８ランド（約２４５１円）
はい。高いです。
なんかあったのか数年前のブログで書かれていた値段よりもかなり高くなってる！
南アフリカの観光費は確実に高くなっている。
それはまだいいんだけど・・・。
納得いかないのは車で訪れた人よりも自転車で訪れた人の方が入場料が高いこと！！！
車みたいに排気ガス出さないし、スイスイ走れないんだからもっと安くしてよ(T ^ T)
さて入場ゲートをくぐったわけだけど、ここが目的地なわけではない！
実は自分たちが目指している「ケープ・オブ・グッド・ホープ（通称：喜望峰）」はここのゲートからさらに１３キロ以上先にあるのだ！
そう。ひたすら漕ぐしかない！！！
漕いで漕いで漕ぎまくるんだ！！！
ここは割とくだり坂や平坦な道があったから良かったけど、さすがに疲れる( ﾟдﾟ)
走って、休んで、走って、休んでを繰り返す。
じゅんや『もうちょっとでアフリカのゴールだぞぉ〜！』
ぴー『おぉぉ〜・・・。』
ぴーの顔を見れば分かるけど、これは本当に限界がきている顔だ・・・笑
でももうここまで来たら引き返せない！
というか引き返した方が長い道のりになる。
途中すれ違う観光客はほとんどが車できている人ばかりでたまたまごく僅かにすれ違う自転車で来ている人はどの人もガチな装備をした自転車慣れてそうな人ばかり！
それに比べて僕らは水着にキャップという適当な服装！笑
そしてここに来て頻繁に休憩を取って、その度に飲んでいた水が底をついた・・・。
踏んだり蹴ったりだ・・・。
ゴールに水が売ってることを願おう。
ひたすら漕ぐ。
漕ぐ漕ぐ漕ぐ！！！
海が見えてきた( ﾟдﾟ)
漕ぐぞ！漕ぐぞ！漕ぐぞぉぉ〜！！！
じゅんや『あと少しだ！頑張るぞ！！！アフリカのゴールだぞ！』
ぴー『は〜い・・・。』
ようやく目的地の喜望峰に到着したのは１５時ごろ！
サイモンズタウン駅を出発したのが１１時だったから大体４時間はかかった(>_<)
だけど・・・。
だけど・・・。
(T ^ T)
だけども！！！
海旅！
ついにアフリカ縦断達成！
これまで長かったけど・・・辛かったけど・・・
たくさん喧嘩したし、ぴーはたくさん泣いたけど・・・。
色々と不便だったし、汚い場所にも泊まったし、電気や水がないところにも泊まったし、治安悪い場所だってたくさんあったし、変な奴にもたくさんあった。
日本とは全く違う環境を目の前で見てきて色々と感じるものもあった。
でもとりあえずここまで無事に何も被害なく、健康な体でここに来れてよかった！！！
約４ヶ月半のアフリカ旅。
色んな人に支えられながら何とかかんとかこうやってゴールを迎えられて達成感たっぷりです！！！
じゅんや『どうですか？エチオピアから陸路でアフリカの最南端って言われている喜望峰にやってきたけどどうですか？』
ぴー『疲れました・・・。』
じゅんや『達成感はある？』
ぴー『達成感はあります・・・。足痛い！』
ぴー『達成感あんまない！！もう疲れた本当に・・・。』
達成感はないそうです！！！笑
以上アフリカ旅でした〜！笑
大喧嘩が待っていた！
結局喜望峰には水が売ってなくて買えずじまい。
強い日差しが照りつけているし、これから宿まで帰らなきゃいけないのに水がないなんてキツすぎる。最初からもっと買っておけばよかった。
でも喜望峰でちょっとは休めたから多少は元気が戻っていた！
大自然の海もあるし、ちょっとは気分転換になったかも！
これが海旅夫婦として見る最後の海になるとは・・・。
そして帰るべく再び漕ぎ始める。
なんせケープタウンは治安が悪いことでも有名だから日が暮れる前には帰っておきたいもの。
急ぐか！！！
さっきちょっとは休んだけど、そんなのは気休めで足の疲れや体の辛さは健在だった！
キツい！！！
水も無いし、ここからが勝負だ！！！
喜望峰にはケープポイントっていう眺めのいい場所にも行くのが王道ルートになっているけど、坂道をさらに登らないといけないのを見て即やめる事にした！笑
さっきくだり坂だった道が帰りは登り坂になって僕たちに襲いかかる。
そして再びぴーが文句を言い始める。
ブツブツ・・・。
ブツブツ・・・。
ブツブツ・・・。
ブツブツ・・・。
じゅんや『うるせー！走れよ！！！』
パシンッ！！！
我慢の限界を越えてブツブツ文句を言うぴーに対して活を入れる意味も込めてぴーのお尻を叩いてしまった！
この時もうすでに２人とも限界だった。
飲み水も無くて、足もガタガタ震えるぐらい限界を越えているにも関わらず、帰りの道のりはまだまだまだまだ先・・・。
ガチャーン！！！
ぴーが自分の自転車を地面に叩きつけ、こう言った！！！
『もう！！！！』
『手出したな！！！叩かんでよ！！！』
『もう離婚する！！！』
まさに修羅場だった。
２人ともお互いのことを考えている余裕は全く無い。
その後少し落ち着いて叩いたことを謝ろうとするけど、ぴーは完全にさっきの言葉通りに自分の話を聞く気は無い。
終わったな。海旅解散だ・・・。
このまま２人は別々に自転車を漕ぎながら歩いていくのであった。
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